マダガスカルチョコレートの3つの美味しさの秘密

1. ビーントゥバーよりさらに一歩先にツリートゥーバー

カカオ豆のセレクト、焙煎からチョコ製造まで一貫して行うことを「ビーントゥバー(Bean to Bar)」と呼び、コーヒーのサードウェーブと同様にちょっとしたムーブメントになっていますが、ロベール社はカカオ豆の生産から管理しているのでそのさらに先を進んでいます。カカオの木からということで「ツリートゥバー(Tree to Bar)」とも呼ばれる取り組みです。原料生産地で最終製品まで製造するのは、品質の観点からも、フェアトレードの観点からもとても意義のあることです。

2. フェアトレードの一歩先へ、レイズトレード

欧米のチョコレートメーカーに原料を供給するのとは違い、マダガスカルで最終製品を製造しているので100%の利益が現地にもたらされます。フェアトレードと謳っていても通常のフェアトレードチョコレートでは原価の3-5%ほどしかカカオの生産地である途上国には行き渡らないと言われています。ロベール社はフェアトレードが盛んに叫ばれるようになる何年も前から、良質なカカオの生産者にはプレミアムを支払うなどマダガスカル国内で公正な取引をすることをレイズトレード(Raise Trade)と名付け推し進めています。

ロベールショコラトリー社のビーントゥバーとフェアトレードの新しいコンセプト、「ツリートゥバー」 &「レイズトレード」

ビーントゥバーとフェアトレード

3. 欧米のチョコレートブランドにも負けない品質

ロベール社のチョコレートからは抑えられた苦味とフルーティーな酸味が特徴のマダガスカルカカオの味をダイレクトにお楽しみいただくことができます。その中でもショコラマダガスカルシリーズは2014年のInternational Chocolate Awardsで金賞2つ銀賞2つを受賞するなど、世界の専門家達にも高い評価を得ています。各チョコレートによってカカオの味も微妙に異なり、その違いを楽しむことも出来きるので日本のチョコレート通にも大変好評です。また、ワインなどのお酒にもよく合います。

使用されるカカオの美味しさの秘密としては農薬を使わず栽培したカカオを新鮮な状態で調達していることが挙げられます。マダガスカル北部の熱帯林が栽培地であるため、無農薬で森を守りながらでなければ、良質なカカオは出来ません。マダガスカル独特の植生が生み出す森の恵みがいっぱいに詰まったチョコレートです。

次に精製していないピュアなカカオバターを使用していることが挙げられます。高級なカカオバターをピュアなまま油脂として100%使用しているチョコレートはほとんどありません。通常他の油脂を代用したり、自社で作らず、安いものを仕入れたりします。ロベール社のチョコレートはピュアなカカオバターを100%使用しています。こういったことから特にホワイトチョコレートは、濃厚ながらもさっぱりとしており、ホワイト嫌いの方でも美味しく食べていただけるほど好評です。

マダガスカルロベールチョコレート写真館

カカオアフリカ南東の島国、マダガスカルの森で育つカカオ
カカオの実カカオの実です、ライチのような味がします
熟れてるカカオ熟れております!生産者もにっこり!
収穫したカカオを運ぶ男性本日の収穫!!!
中身を取り除く中身を取り除いてから、醗酵させます
カカオ天日乾燥中
カカオ天日乾燥中ピカピカの太陽で天日乾燥中~
上質なカカオ豆水分をしっかりなくして上質なカカオに
ロベール社
ロベール社1937年創業の歴史あるロベール社です
ロベールのお店1今では町一番のショコラトリーです
ロベールのお店2高級感のある店舗
ロベールのみなさま笑顔の素敵なロベールの方々
ロベールの職人たち今日も世界中の人々のために美味しいショコラが作られています
受賞も多数2014年国際チョコレートアワード受賞の様子。ミルクチョコ部門 銀賞/ホワイトチョコ部門 銀賞/チョコレート生産地部門 金賞/チョコレートメーカー部門 金賞(カカオ豆から製品の生産まで行うメーカーの賞)

生産現場ご案内


ロベール社の従業員がショコラマダガスカルシリーズについて品質やフェアトレードに対する理念を含めて自分たちの言葉で語っています。クリオロ、トリニタリオ、ファラステロの三種の良質のカカオ豆についてや研究ラボ、現地工場などの施設が紹介されています。(英語音声、仏語字幕)

マダガスカルチョコレートの話題

ロベールチョコレートのファンが日本でも増えてきています! チョコレート好きの方たちにも大変好評を得ています。海外での評価も高いロベール社のロベールチョコレートシリーズとショコラマダガスカルシリーズについての記事をご紹介します。

サードウェーブの次はビーントゥバー

オーガニック&エコロジーなイベント制作オフィスアースガーデンさんのブログに「チョコレートの最先端! ライズトレードでBean to Barな『ショコラマダガスカル』」として紹介されています。ショコラマダガスカルの一歩進んだフェアトレードの取り組み、「Raise Trade」にスポットライトが当てられています。

フルーツを食べているようにジューシー

チョコレート専門ブログチョコライフさんでショコラマダガスカルカカオ100%、85%、70%、ホワイトについて評論をいただいています。85%はまるでフルーツのようなジューシーさホワイトはチーズのようとのお言葉をいただいています。また、世界中のありとあらゆるチョコレートが掲載されていてとても面白いです。

ワイン造りのようなチョコレート造り

フランスのスイーツ専門サイトコンフェクショナリーニュース(英文)でショコラマダガスカルシリーズが紹介されています。ロベール社の担当者が「チョコレート造りはワイン造りのように新鮮な原材料が必要」と述べてます。フランスのワインもぶどう畑の近くで作られます。それと同じくマダガスカルのチョコレートもカカオの生産地のすぐそばで作られています。コートジボワールのカカオとドミニカの砂糖を使いヨーロッパで生産されたものを日本人が食べるというように、通常チョコレートは非常に国際的な食べ物ですが、ロベール社のチョコレートはカカオやきび砂糖の生産からチョコレートバーの形成まで全てマダガスカルで行われています。

世界的なチョコメーカーの仲間入り

インターナショナルチョコレートアワーズで受賞したことがマダガスカルの地元でもニュースになっています。世界的なチョコレートメ ーカーの仲間入りを果たしたとオレンジ社が報じています。(仏文)

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